筆者の先輩M美さんの話です。ある日、夫が連れてきた一匹の猫。離婚後も変わらずそばにいてくれた大切な家族ですが、数年後、その猫にまつわる驚きの事実を知ることに。それでも、猫はかけがえのない大切な存在です。

驚きの事実、猫は愛人ルートだった

そんな暮らしが数年続いたある日、元夫との共通の知人にバッタリ出くわしました。
「離婚後、猫と暮らしている」と私が話すと、その知人が驚きの事実を教えてくれました。なんとその猫は、かつて夫が愛人にプレゼントした子だったのです。
事情があって愛人のもとで飼えなくなり、最終的に我が家へ来たという経緯だったようです。

私は一瞬、驚きと複雑な気持ちになりました。「よりによって愛人ルート?」と思わずツッコミたくなるような展開に、もう笑うしかありませんでした。

猫に罪はなく、残ったのは絆だった

けれど、猫に罪はありません。夫がどうであれ、猫はただ私と一緒に暮らし、心を癒してくれる存在です。むしろ離婚後に残ってくれたからこそ、孤独な時期を支えてくれた相棒となりました。

人生の皮肉ともいえる出来事ですが、改めて「人は裏切っても、動物は裏切らない」ということです。今では、猫が我が家に来てくれたことに心から感謝しています。

【体験者:60代・主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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