筆者の友人・M加は、3人のママ友と良い関係を築いていました。夏の思い出を作ろうと集まったM加たち。しかし、そんな仲良しグループに飛び入り参加してきたある保護者の言動に、M加はドン引きして──。

「ねぇ、何か飲み物ある?」「花火、これで終わり?」「K(娘)にもやらせてあげて!」
と、その人はものすごい偉そうな態度。
私が見かねて「これ、みんなで持ち寄ったものだから」と言うと、「何ケチ臭いこと言ってんの! みんなで分ければいいじゃない!」と言い出したのです。

あまりの態度に、私たちは唖然。
子どもたちもせっかく盛り上がっていたのに、微妙な雰囲気になってしまいました。

唖然

そんなことも気にせず、その人と娘はお菓子やケーキ、飲み物を片っ端からたいらげ、花火もやりつくすと「もうないの? じゃ、帰ろうか!」と片付けもせずに帰ってしまいました。

話したこともない人に雰囲気をぶち壊されてしまった私たち。
子どもたちも「あの子がみんなやっちゃった」とつまらなそうな顔になってしまったので、その日はいったんお開きにして、別の日に別のママ友の家で花火をやり直すことにしました。

その後

その人とは2学期になって学校で顔を合わせたのですが、別にお礼を言う訳でもなく知らん顔。
仲間外れにするつもりはありませんが、最低限のマナーや常識を守ってもらわないと、親しくは付き合えません。
保護者同士のお付き合いは、本当にいろいろなことがあって難しいなぁと感じた出来事でした。

【体験者:30代女性・パート、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子供を養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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