筆者の体験談です。
結婚する時にそろえた大切な嫁入り道具。
ところが「布団貸して」「テーブル壊れたから」と義実家に持ち出され、気づけばどんどん吸い取られていて──。
画像: 義実家に吸い取られていった【嫁入り道具たち】「布団貸して」「テーブル壊れたから」私に『残った思い』は

大切にしていた嫁入り道具

両親と一緒に何店舗も回って選んだ嫁入り道具は、転勤族の私にとって心の支えでした。
布団や家具は自分の家らしさを作ってくれるもの。
長く大切に使っていこうと決めていたのです。

両親が「これは長く使えるよ」「新生活にぴったりだね」と声をかけながら選んでくれた時間は、私にとってかけがえのない思い出。
結婚という大きな節目にそろえたからこそ、一つ一つの道具に特別な意味がありました。

新しい土地での暮らしは不安も多かったけれど、見慣れた食器や家具に囲まれるだけで心が落ち着き、「私の居場所」を作ってくれていると実感できたのです。

義実家からの「貸して」コール

ところが義実家から「布団貸して」と声がかかり、断れずに持っていくと返ってこないのです。
帰省のたびに押し入れに放り込まれた布団を見てげんなりしました。

長く使うつもりで、ときどき天日干しもして、手入れを欠かさなかったのに、義実家では放置されたまま。
自分の大切にしてきた気持ちごと踏みにじられたようで、胸が痛みました。
結婚して家族になったのだから、仕方ないのかもしれません。
でも、どうしても割り切れないモヤモヤが残りました。

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