家事や育児は女の役目、というのはもうひと昔前の話で、今は家事も育児も分担し、協力して行う夫婦が増えているといいます。しかし口では分担といいながら、なかなか頼りにならない旦那さんも一定数いるようです。今回はピンチの際に旦那さんにお願いをしたら、まさかの答えが返ってきて驚いた経験のある筆者の知人、Aさんに聞いたお話です。

「ごめん、子供たちのお風呂入れられないや」
すると旦那さんは食事をしながら、きょとんとした顔で答えました。
「大丈夫大丈夫、1日くらい風呂入らなくても臭くならないでしょ」
「え!?」
なんと旦那さんは自分が子供をお風呂に入れる、という考えが全くない様子。
「臭いとか臭くないとかじゃなくて、子供をお風呂に入れてってあなたに頼んでるんだけど」
Aさんの言葉に、旦那さんはハッと気づいた様子。
「ごめんごめん! そうだよな、全然気がつかなかった。お風呂はママの仕事なんて勝手に思ってたよ」
そう言って旦那さんはAさんに謝り、お風呂に入れてくれたとのことです。

夫婦できっちりと役割分担が決まっているのはよくあることですが、普段から『これはママの仕事』と決めつけず、お互いに柔軟に対応できるチーム意識を持つことが大切ですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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