子どもの頃は絶対的な存在だった親も、自分が大人になるにつれて、だんだんと見え方が変わってくるものです。「もしかして、うちの親って……」と、違和感を覚えた経験、あなたにもありませんか? 今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 貧乏でまともな服も買えなかった子ども時代。大人になって母から明かされた【衝撃の事実】に「この親無理だ」

「うちは貧乏」が口癖の母

子どもの頃、私は、「うちは貧乏なのだ」と信じて疑いませんでした。

「お金がないから我慢しなさい」が母の口癖で、着る服はいつも従姉のお下がり。
少し袖の短いセーターや、流行遅れのスカートを履いて学校へ行き、友達にからかわれて惨めな思いをしたことも何度もあります。

欲しいものも、習い事も、すべて「貧乏だから」の一言で諦めてきました。

大人になって芽生えた小さな違和感

しかし、大人になって実家を出ると、ふと疑問が湧いてきました。

あれほど「貧乏だ」と言っていたのに、両親は毎年そろって国内旅行に出かけ、父の車も数年おきに新しくなっていたのです。

本当にうちは貧乏だったのだろうか……心の奥で膨らんでいく違和感。

あの頃の生活と、両親の暮らしぶり。どう考えても辻褄が合いません。

母が笑いながら明かした衝撃の真実

その真相は、私が実家に帰省した日の食卓で、あっけなく明かされました。

母がまるで昨日のテレビの話でもするように、こう言ったのです。
「そういえばあの頃、お父さんが株で大失敗して大変だったのよね~」と。

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