息子の誕生日は、いくつになっても嬉しいものですが、誕生日会に祖父母を招待すると準備が大変です。共働きで忙しいなか何とか開催した誕生日会の後、義母からの一言に心が折れた、筆者のエピソードをご紹介します。
画像: 共働き夫婦、クタクタになりながら開催した息子の誕生日会 → 後日【義母の一言】に「心が折れた」

息子の誕生日会

息子が5歳の誕生日を迎えようとしていたころ、「今年もお祝いは集まってできる?」と義母から連絡が。

ちょうど夫婦共に仕事が忙しく、例年のように両実家の祖父母を招待するか迷っていましたが、楽しみにしている義母の期待に応えようと、招待することにしました。

今回の誕生日会はお店で!

ただ、とにかく仕事が忙しく、掃除したりご飯を用意したりと例年のようにわが家でおもてなしするのは難しい……。夫と相談し、今回はお店で誕生日会をすることにしました。

迎えた当日は、祖父母たちが集まり、楽しく過ごしました。私も夫も寝不足気味でしたが、無事に開催できて一安心しました。

誕生日会の後、義母から信じられない一言

しかし、誕生日会の後、義母から連絡が。「正直、物足りなかったです」と。

なんでも、遠方からはるばる来たのにお店でご飯を食べて解散だと、孫の普段の遊ぶ様子が分からなかったり、ゆっくり落ち着いて孫と過ごせなかったのが、期待と違ったようです。

もともと開催するかどうかも迷っていたなかでの開催で、疲れているなか頑張ったと自分を褒めていた分、義母からの「物足りなかった」という言葉に傷付きましたし、招待へのお礼の言葉がないことも重なり、失礼だなと感じました。

誕生日会はもう頑張りません!

「このままだと、息子の誕生日を温かい気持ちで迎えられなくなりそう……」
と、しんどい気持ちになったのもあり、翌年から誕生日会は頑張らない方針に変更。

誕生日当日は夫婦のみでお祝いし、祖父母にはテレビ電話で挨拶するかたちになりました。

すごく気持ちが楽になり、誕生日会の準備が重荷になっていたことに気付きました。
今のかたちになってホッとしています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.