ママ友の誘いを「お金がなくて」と断った翌日。SNSで見かけた投稿に血の気が引いた。信じていた仲間の裏の顔に心が凍った、筆者の知人・マリさん(仮名)の実話です。
画像: 「今月はお金がなくて」と断ったママ友ランチ → 翌日SNSで見た『衝撃の投稿』に血の気が引いた

ランチの誘い

マリさんは、ママ友から
「今度みんなでホテルランチしない? 一人5,000円くらいだけど」
と誘われました。

今月は家計が厳しく
「ごめん、今月はお金がなくて、また今度誘って」
正直に断りました。

するとママ友は「そうなんだ、残念」と理解してくれた様子。

マリさんはホッとしていました。

翌日のSNSで見た衝撃

しかし翌日、SNSを見てマリさんは絶句しました。

そのママ友が衝撃的な投稿をしていたのです。
「“お金ない”って言う人って、本当はケチなだけだよね」

さらに続けて

「みんなでランチしたのに、一人だけ来ないなんて協調性ないわ」

軽い一文のはずなのに、マリさんの胸はズシンと重く沈みました。
「まさか……私のこと?」

恐る恐るコメント欄を覗くと、ほかのママ友たちが

「そうそう、付き合いにくいよね」
「子どもにも影響しそう」

と盛り上がっているのが見えたのです。

昨日の笑顔は何だったのか。

孤独の中に差し込んだ一筋のLINE

スマホを握りしめたまま、マリさんは放心していました。

裏切られた気持ちと孤独感に押しつぶされそうになり
「正直に断るべきじゃなかったのかな」と自分を責めかけたそのとき。

別のママ友から「SNS見た?」とLINEが届きました。

マリさんは勇気を出し、精いっぱいの悲しみを込めて泣き顔のスタンプを送信。

するとすぐに返事が。

「あの投稿見たけど、ほっときな。心が貧しいのよ。私たちで別の機会を作りましょ!」

その一文で、張りつめていた心が一気にほどけ、救われた瞬間でした。

本当の友人が分かった出来事

マリさんが見つけたのは、
お金や見栄での付き合いではない、
大人の女性の友情でした。

事情を思いやり、
適度に距離を保てる関係が
大人の友情にはちょうどいい。

今になってそう思うと、穏やかに語ってくれました。

【体験者:30代・女性/パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。

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