好きなものは好き! と、心から堂々と出来る人もいれば、堂々とするのは恥ずかしいと感じる人もいます。
今回は筆者の知人A子さんの体験談をご紹介します。

「とっても器用なのね!」

と、女性は笑顔になりました。
そのまま話を聞くと、どうやらお孫さんがアニメオタクで、グッズを沢山持っているのだとか。
そのまま会話は続き、

「好きな物に包まれる幸せ」
「人生で好きな物は沢山あればあるほどいいのよ」

などと話してくれました。
気が付くとA子さんが降りる駅だったので、挨拶してそのまま降りたA子さん。
降りる頃には、カップルに馬鹿にされたことなんてすっかり忘れていて、とても嬉しい気持ちになっていました。
沢山褒められて、自分の好きを認めてもらえたことが、本当に嬉しかったのです。

色んな趣味嗜好があるので、人の趣味が苦手な人もいると思います。
それでも「嫌い」を押し付けず、見守ってもらえると嬉しいものです。
あの女性のように、自分も他の人の趣味を「素敵」だと、素直に言える人でありたいと思った出来事でした。

【体験者:30代・女性OL、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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