孫の運動会に張り切るあまり、学校のルールを無視して担任の先生に“席取り依頼”までした義父母!
度重なる暴走に、ついに嫁が下した決断とは──。
今回は筆者の知人から聞いた、家族と向き合う勇気にまつわるエピソードをご紹介します。

冷静に対処

そして義父母に連絡し、こう注意しました。

「学校の決まりを守れないなら今年は見に来なくていいです」
「さすがに非常識にも程があります」

案の定、義母から抗議の電話があったものの、さすがに堪忍袋の緒が切れた夫が一喝!

「母さんたちはよくても、息子が恥をかくっていい加減分かってくれ!」
「俺たちもルールを守れない人と一緒だと思われたくない」

解決

普段温厚な夫の怒りの声が届いたのか、当日はまだ少し不機嫌そうではあったものの、決められた場所に静かに座っていた義父母。

とはいえ、運動会が進行するにつれて笑顔も見られ、終わった頃には、
「ちゃんと見られてよかった」
とポツリ。

その後、改めて私たちと一緒に担任の先生へ謝罪しに行ってくれました。

今回の件で、近しい間柄だからこそ、曖昧にせずきちんと向き合うことの大切さを学びました。それがお互いを尊重しつつ、より良い関係を築くための第一歩なのだと信じています。

【体験者:30代・女性公務員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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