『目に入れても痛くない』と、我が子以上に孫を溺愛する祖父母は少なくありません。しかし、溺愛するあまり、周りが見えなくなってしまうようではいけません。孫だけでなく、周囲の人のことも考えられなければ、トラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。今回は筆者の知人男性が『やらかしてしまった』と後悔している孫の誕生にまつわるエピソードを紹介します。

「もしかして、お嫁さんや孫になにかあったのか!?」
悪い想像が膨らみ、こちらから息子に電話をしてみることに。

この電話で思ってもみなかった自分の『やらかし』に気がつくことになるのです!

やらかし

「父さんが嫁に『よくやった』とか『孫のために資金を貯める』とか言うから、跡取りを産んだら子どもを取り上げられるんじゃないかって不安定になってるんだよ。嫁もそういう意味じゃないって理解はしているけど、今は妊娠中で不安定なんだ。しばらくはそっとしておいてくれ」

本当に悪気はなかったのですが、たしかに『(跡取りを)よくやった』『(跡取りの教育しつけのために)資金を貯める』と聞こえてもおかしくありません……。

つい初孫の誕生が楽しみで舞い上がってしまいましたが、今後は息子やお嫁さんの気持ちも考えて行動したいものです。

【体験者:50代・男性会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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