友人Aの体験談です。
Aの姪は料理があまり得意ではなく、何かと心配の種でした。
結婚した姪のところへ、料理の手伝いに行ったときのこと。「ネギある?」と聞くと、庭を指差して教えてくれたのは──。
画像: 「食べさせられるワケないでしょ!」料理初心者と一緒に台所に立つも →『危ない食材』にヒヤリ

お節介をためらう姑の気持ち

姪は結婚するまで、家事は親任せ。
料理も苦手で、台所に立つといつも不安そうでした。
結婚を機に仕事も辞めたため、慣れない家事に翻弄される毎日を送っていたようです。
それでも頑張ろうとしている姿に口を出すのはためらわれます。私は「お節介にならないように」と気を遣い、なるべく近づかないようにしていました。

ところが、周りから聞こえてくる噂話に、心配は募る一方……。
ついに私は、姪の家で一緒に夕食を作ることにしたのです。

一緒に台所に立って気づいたこと

食材を持ち込んで始めた、にわか料理教室。
切り方から、調味料の加減まで姪に細かく伝えていきました。

姪もノートに書き込みをして真剣な様子で取り組んでおり、うれしい気持ちに。
そして、料理も完成。
仕上げに彩りを添えようと「ネギある?」と聞くと「買い置きはないけど、庭にあるよ」とのことでした。

節約のため家庭菜園でも始めたのかしらと、私は少し期待しながら庭へ。
ところが姪が指差した先には、見慣れた細長い葉があったのです。

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