新札が発行されて一年以上経ち、新しいデザインにも慣れてきたのではないでしょうか。ところで皆さん、二千円札のことを覚えていますか? 今ではなかなかお目にかかることはありませんが、どこか他の紙幣とは少し違う雰囲気のお札でしたよね。今回はそんなお札にまつわるまさかのトラブルに巻き込まれた経験のある筆者の知人、Wさんのお話です。

しかし女性店員はまだ納得いかない様子でWさんをにらみつけました。
「そんなの知りません! そんな紛らわしいお金使わないでください!」
その言葉に、さすがのWさんも堪忍袋の緒が切れました。
「勘違いして大騒ぎしたうえに、その言い方はないでしょう!」
買おうとしていた商品をそのままレジに置いて帰ったそうです。

その後すぐ、店長が追いかけてきて謝罪してくれましたが、Wさんは二度とそのドラッグストアには行かないと決めたそうです。

信じられない出来事でしたが、自分が知らないお金だからといって、いきなり偽札と決めつけるのはいかがなものでしょうか。知らないことでも安易に決めつけず、まずは冷静に判断することが大切ですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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