筆者の話です。
離婚してから、ひとり暮らしを続けています。
自分のペースで暮らせる毎日に満足しているものの、親戚や知人に会うと「これからどうするの?」「1人で寂しくない?」と聞かれることがあります。
『ひとり=不幸』のように見られる空気に、モヤモヤすることがあって──

1人だからこそ得られる自由と強さ

もちろん、誰かと一緒に生きる幸せもあると思います。
けれど、1人だからこそできることもあるのです。
誰かに遠慮することなく旅行の日程を決められるし、義実家と調整する必要のない大型連休を迎えることだってできる。
夜更かしして本を読みふけっても、誰に迷惑をかけるわけでもない。
実際、親の急な病気のときも、誰に遠慮することなく動けました。
面倒を見るのも、自分のペースでやりきることができたのです。

「1人だから不幸」とは、必ずしも言えないのではないか──そう思うようになりました。

1人でいることは、そんなに悪いですか?

もしかしたら、体が動く今だから思えることなのかもしれません。
老後に不安になる日が来ることも覚悟はしています。
けれど、この生き方を選んだからには、未来のことも自分で補えるように備えていきたい。

それに、何かあれば「1人なんだから自由に動けるでしょ」と用事を押し付けてくるのに、いざ「1人でいる」こと自体は否定される。
そんな矛盾に直面するたびに思うのです。

──1人でいることは、そんなに悪いことですか?

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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