筆者の息子が幼かった頃のこと。母に誘われたお店でカジュアルに食事をいただくはずが、緊張する食事タイムになってしまったエピソードをご紹介します。
画像: 子連れ外食を心配していた私に「カジュアルなお店に行こう」母に連れて行かれた場所に『心底疲れたワケ』

母から外食の誘い

息子が1歳くらいのころ、私はお店で騒がしくしてしまうことを気にして、外食を控えていました。

そんなある日、母が「カジュアルなお店知ってるよ」と誘ってくれ、久しぶりに外食することに。

母の“カジュアル”に唖然

しかし、当日お店に着いてびっくり。私の想像する“カジュアル”ではなく、どちらかというとオシャレで高級そうなお店でした。少し暗めの店内、等間隔にきちんと並べられたテーブルには白いテーブルクロス、そして、お水はワイングラスで提供……。

想像とあまりの違いに、私はイライラ。
母は私の求めるものを分かってくれるはずと期待していた分、余計に腹立たしかったです。

緊張する食事タイム

普段30分も座っていられない息子と食事は難しいのではないかと思いましたが、予約していたのでキャンセルも申し訳ない。店員さんにも相談し、そのお店でいただくことにしました。

幸い他のお客さんは少なく、店員さんが息子の遊び相手になってくれ、とても親切にしてくださったおかげでデザートまでいただけました。

ただ、息子との外食に慣れておらず食事中ずっと気を張っていたのもあり、食事が終わったことへの安心感の方が大きかったです。
もっと味を楽しみたかった……!

お店は私目線でチェック

母の“カジュアル”と、幼い息子がいる私の“カジュアル”は相当違うものだと学びました。

それ以来、食事に出かけるときは、お店の雰囲気や騒がしくした時の避難場所があるかどうか等々、自分の目線でもお店を確認するようになりました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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