筆者の知人・モナさん(仮名)は、義母が毎回持参する「お下がりの洋服」に頭を抱えていました。色あせたニットや古びたスカート、独特なにおいも気になって。しかしその正体を知った時、背筋が凍ったモナさんの実話です。

ご近所からの衝撃発言

ある日、ご近所の人から声をかけられました。
「お義母さん、よくゴミ捨て場で服を拾ってるの見かけますよ」

耳を疑い、背筋がスッと冷たくなります。
「まさか……そんなこと」

半信半疑のまま帰宅し、夫に打ち明けました。
「ねえ、お義母さん、ゴミ捨て場で服を拾ってるって」

夫は「そんなはずない」と笑い飛ばしかけましたが、モナさんの部屋から袋いっぱいの衣類を見つけ、表情が固まりました。

「これ、本当に拾ったのかもしれない」

その声には、驚きと戸惑い、そして言葉にできない不安が混ざっていました。

消えたストレス

後日、夫から義母にやんわり注意してもらいました。
すると、「もったいないと思って……」

と、バツの悪そうな返事が返ってきます。

その日を境に、義母からのお下がりはピタリと止まりました。
モナさんもストレスから解放されてスッキリです。

「ありがたい」の仮面をかぶった非常識。
違和感を見て見ぬふりせず、声に出してよかった。

モナさんは今、心から感じているようです。

【体験者:30代・女性/パート社員、回答時期 2023年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。

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