筆者の息子が小学生になったころ、同級生のママ友とは習い事の話をよくしていました。
あるママ友の息子さんは、小学生になって野球を始めたばかり。しかし、数ヵ月も経たないうちに「辞めさせるわ」とママ友が言っていて……!? その理由に驚いたエピソードをご紹介します。
画像: ママ友「息子が野球を始めたの」数か月後「野球、辞めさせるわ」その『意外すぎる理由』に驚いた話

習い事トーク

私の息子が幼稚園児のころからのママ友とは、子どもたちが小学生になってからも頻繁に遊ぶ仲でした。

小学生になると習い事を始める子も多く、Aくんは何を始めたとか、この習い事だったらこの教室やクラブが良いらしいとか、習い事の話にはみんな興味津々で、盛り上がっていました。

習い事は、才能を探すため?

ある日、いつものママ友たちと話していると、習い事の話題に。あるママ友が、
「うちの息子、野球の才能がないから辞めさせようと思うんだよね」と。

「あれ、習い始めたの、つい最近じゃなかった……?」と私や他のママ友たちはびっくり。そのママ友の息子さんは、小学生になってから野球を始めたと聞いていたので、2~3ヵ月ほどで才能がないと判断され、それで辞めることになるのか、と驚いてしまいました。

そのママ友は「別の才能の機会を奪っているような気がしちゃって」と。
なんでも、息子さんは野球チームの周りの子たちと比べ野球が上手くなく、もっと才能のある何かを探した方が彼の人生にとって良いのではないかと思う、ということでした。

習い事への考え方は様々

私はスポーツの習い事は、その競技が好きとか、身体を強くしたいとか、友達がたくさん欲しいとか、特に小学生のうちはそのような理由で始めるイメージがあったので、そのママ友の「才能を探す」という考えに驚きましたし、「そういう考え方もあるのか!」と勉強になりました。

ただ、「さすがに数ヵ月で判断するのは早いのでは!?」というママ友たちの意見もあってか、息子さんの野球を続けたい気持ちもあってか、今も野球を続けているようです。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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