筆者の話です。
社宅のランチ会で、配車を仕切ったのは“上司の奥さん好き”のMさん。
私たちはギュウギュウ、上司の奥さんは快適シート。
……それ、全員分かってましたけどね?

上司の奥さんの一言に救われた

ようやくレストランに着くと、先に到着していたMさんたちが待っていました。
車から降りてきた上司の奥さんが、私たちの方を見てぽつり。
「そっち満員だったの? こちらに乗ればよかったのに」
その一言に、私たちは思わず苦笑いをしました。
気づいてくれていたんだ、と少し救われる思いがしました。
……いやいや、私たちもそう思いましたけど?
Mさんが、全力で線を引いてましたよね?

さすがに帰りは上司の奥さんが「こちらにも乗せてもらいましょうよ」と声をかけてくれて、数名Mさんの車に移ることができ、ゆったりと帰ることができましたが。
「上司の奥さんに気に入られたい」が前のめりすぎるMさんに、どっと疲れた一日でした。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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