子どもにスマホを持たせるタイミングは、親にとって大きな悩みの種ですよね。私も子育て中の母親として、頭を悩ませました。特に、長女が中学生になった頃からは、毎日のように「スマホを買って!」とせがまれました。そこで今回は、私と長女がスマホの購入について改めて考えたときの体験談をご紹介します。
画像: 中学生の娘がスマホを要求!私のものを使わせた結果 →「スマホはいらない」欲しがらなくなった理由は

長女の行動範囲が広がり、スマホを持たせるか悩む

長女が中学生になると、子どもたちだけでカラオケやショッピングセンターに出かける機会が増えました。

そのため、私も安全面を考えて、スマホを持たせた方が良いのではないかと思い始めました。

長女が2年生になると、隣町の映画館や夏祭りなど、行動範囲がさらに広がりました。

そこで、友人たちと連絡が取りやすいように、まずは私のスマホで長女が友人とLINEを使えるようにしてあげました。

すると、長女はすぐにLINEに夢中になり、オンラインゲームをしたり、一日中チャットをしたりするようになりました。

長女の友人たちからのLINEに困惑が募る

私が仕事から帰宅すると、「ママ! スマホ!」と言いながら、私のカバンからスマホを取り出して、そのまま自分の部屋へ直行する長女。

私もそんな彼女の姿を見て、このまま自由に使わせて大丈夫かな……と、モヤモヤした気持ちを抱えていました。

しかも、テスト前になると「国語のノートを見せて!」「数学の問題が分からないから教えて!」といったLINEが頻繁に届くようになりました。

長女は、一人ひとりに対応しているうちにテスト勉強がなかなか進まなくなりました。

また、友人たちがLINE通話やビデオ通話をすぐにかけてくることもありました。

私が残業で帰りが遅くなった日には、長女の友人たちからの連絡にどう対応すべきか悩むこともありました。

長女から「スマホいらない」宣言!

中学生の女の子なので、常に友達と繋がっていたい! という欲求が強いのは分かりますが……。

コミュニケーションの頻度と内容について、娘との間でストレスを感じるようになりました。

ついには娘自身が「私、スマホはいらない。これ以上友達に振り回されるのは嫌だし、受験生になるからスマホはない方がいい」と、自分からスマホはいらないと言い出したのです。

まとめ

子どもから「スマホが欲しい」とお願いされたときは、すぐに買い与えるのではなく、まずは試しに親のスマホを使わせてみるのはいかがでしょうか。

また、親が一方的にルールを決めて押し付けるのではなく、子ども自身が実際にスマホを使ってみて、自分にとってどのくらい必要かや、どのように使いたいかを考えさせることも大切です。

そのうえで、親子で一緒に使い方やルールを話し合って決めてみてはどうでしょうか?

【体験者:30代・筆者 回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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