今回は、筆者が友人から聞いた、家族に【結婚することを報告した時】のエピソードを紹介します。家族の反応を見て「うちの家族、私のことをそんな風に思っていたんだ」とショックを受けてしまった理由とは!?

「東京に行くなんてダメ」猛反対された私は、家族の「思惑」に気づいてしまった

まず、両親が真剣な顔で「あんた、私たちの介護はどうするの? 昔からお願いしてたでしょ?」と言ってきました。さらに兄が、真っ青な顔で「お前が両親の面倒見ないなら、誰が見るんだよ。東京に行くなんてダメだ!」と反対してきたのです。

その反応を見て、私はハッとしました。
そういえば昔から、両親が『老後の面倒を見て』と頼んでいたのは私にだけで、お兄ちゃんには一切頼んでいなかった……。

元々長男びいきなところがあった私の両親は、自分たちの介護をすべて私だけにやらせようとしていたことに、その時やっと気がついたのです。

その後、彼も交えて、結婚を了承してもらえるよう何度もお願いましたが、両親も兄も「地元に残って、将来は親の面倒を見ろ」の一点張り。

結局、かけおち同然で上京・結婚する形になってしまいましたが、今でも全く後悔していません。親の老後のために、自分の幸せを犠牲にするのは違うと思うからです。

ただ、育ててくれたことには感謝しているので、今後両親に何かあった際には、自分のできる範囲で力になりたいと思っています。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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