筆者の話です。
朝のワイドショーで、大好きなアイドルの結婚が発表されました。
平気なはずなのに、職場で迎えたその日はちょっと特別で……?

何度も「大丈夫」と返すたび、心が削られていく

部署にたどり着くまでに、何人もの同僚から『大丈夫?』と声をかけられます。
そのたびに「大丈夫だよ。元気で歌って踊ってくれれば十分だから」と笑顔で答えました。

でも、同僚たちの反応はさまざまで「そっか……でもショックだよね」と気遣う人や「私なら立ち直れないな」と笑う人も。
「今日は休むかと思った」とまで言われてしまい、苦笑するしかありませんでした。

しかし、最初は苦笑して受け流す余裕もあったのに、同じようなやり取りが何度も続くうちに、だんだん心が疲れていきます。
朝は落ち着いていたのに、繰り返し話題にされることで、だんだん現実を突きつけられていくようで、気づけば気持ちがすり減っていました。

次は、ひっそり応援しようと決めた日

その日は結局一日中「私生活には興味ないの。おめでとうだよ~!」と言い続ける羽目に。
ニュースに触れるたび、思わず現実を突きつけられるようで、正直ちょっとした罰ゲームみたいな日になりました。

推し活を知られていると、こういうこともあるんだな……
次に何かにはまったときは、ひっそり応援しようと心に決めました。
推し活には、こんな“ちょっとした落とし穴”もあるのだと痛感した出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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