これは筆者自身の体験です。
「長時間の通話はご遠慮ください」という張り紙のある授乳室内で、赤ちゃんと静かなひとときを過ごすつもりが、お隣のお母さんの長電話に遭遇。
どうするべきか迷った末、勇気を出して声をかけたことで状況が改善。自分の気持ちを伝える大切さに気づいた出来事です。

小さな勇気で思い切った一言

どうしようか迷っているうちに、時間だけが過ぎていきました。電話をかけているお母さんは、一向に電話を切ろうとせず、声もどんどん大きくなっていきます。ついに私は心を決め、思い切って声をかけることにしました。「すみません、大きな声に反応してしまって、子供が泣きそうになっています。ここで電話をかけるのはお控えいただけませんか?」と、落ち着いた声で、しかししっかりと伝えました。

その母親は一瞬驚いたようでしたが、すぐに電話を切り、何も言わずに静かになりました。その瞬間、授乳室の雰囲気は一変し、私は再びリラックスして授乳を続けることができました。息子も、ようやく落ち着きを取り戻し、また眠りについたのです。

自分の気持ちを伝える大切さ

この出来事を通して、自分の気持ちを伝えることの大切さに気づきました。
公共の場所だからこそ、お互いに気遣いが必要になる場面は多くあると思います。

自分の意見を穏やかに伝えることで、誰もが心地よく過ごせる環境を、私たち一人ひとりが作ることができるのだと学びました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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