家族が大変な時、一番に頼りたいのはやっぱりパートナーですよね。支えがあるからこそ、困難に立ち向かえることも多いはずです。でももし、そんな時に相手から思いがけない言葉をかけられたら……? 今回は筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 母が認知症に。私が介護を決意した夜「賛成できない」夫から『冷たい言葉』その真意に「自分を恥じた」

母の診断と私の決意

最近、実家の母の様子がおかしいと感じていました。
同じことを何度も聞いたり、物の置き場所を忘れたりすることが増え……。
先日、本人を説得して受診させた病院で下されたのは、「認知症」という診断。

覚悟はしていたつもりでしたが、現実を突きつけられた瞬間、心が一気に沈みました。

長女として、父を支え、母を支えるのは私の役目。
その夜、私は夫に「これからは私が実家を支えていかないと」と震える声で決意を伝えました。

「賛成できない」夫からの予期せぬ言葉

当然、夫は励ましてくれると思っていました。
でも返ってきたのは、私の覚悟を真正面から否定する、静かで冷たいひと言。

「君がやろうとしていることには、賛成できない」

私はショックと悲しみで「どうしてそんなこと言うの?」「あなたなら、きっと分かってくれると思ってたのに……!」と、夫を責めてしまいました。

夫は、私と出会う前に認知症の母親を看取った経験があります。
その苦しみを誰より知る人のはずなのに、なぜ今、私を突き放すの?

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