筆者の友人・A美にとって、仲の良い親子は信じられなかったそうです。幼い頃から母親に冷たくあしらわれ、妹ばかりを可愛がる母親とはうまくいかなかったA美。そんなA美と母親のエピソードをご紹介します。

決定打

私にとっては「はぁ?」という話で、到底受け入れられない要求でした。
無理だと断ると、電話の向こうでは母親が昔のように口汚く私を罵り、終いには「あんたなんか産まなきゃよかった!」と吐き捨てるような暴言。

今までも母親に期待したことはありませんでしたが、この一言が私にとっては決定打になりました。怒鳴りまくる母親の声を聞きながら、電話を切り、着信拒否に設定したのです。

反面教師

私はその後、2人の娘を授かりました。
自分も母親になりましたが「産まなければ良かった」と自分の子どもに言い放つ母親の気持ちは、絶対に理解できません。

私は母親を反面教師として、子育てを頑張ろうと思っています。

【体験者:30代女性・主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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