筆者の息子が体操教室に通っていたころのエピソードです。
体操教室でお話しするようになったママさんたちが、レッスンの日、他所の子どもをあだ名で呼んで何やらコソコソと……。
その内容に唖然としました。

私は
「誰のことですか?」
と聞くと、周りに比べると元気に走り回るタイプの子たちのことをさしていました。

コーチの話を聞かずに走り回り、コーチの話が中断されてしまう、
自分の子がコーチの話に集中したくでもできず、練習できない! と不満がたまっているようでした。

距離をとろう……

他所の子どもをあだ名で呼び、コソコソ不満を言うママさんたちに、私は唖然としました。

「保護者の見学エリアには、その子たちのお母さんやお父さんたちもいるのに。
何より子どもたちが自分のことだと知ったら……」
と思うと、悲しくなりましたし、
私は息子に、誰かをあだ名で呼んでコソコソ話している姿を見られたくありませんでした。

なので次のレッスンからは、そのママさんたちとは挨拶だけにしたり、
違う曜日のレッスンにしてみたり、距離をとるようにしました。

習い事は「子どもに成長して欲しい」と期待する分、満たされないときもあるかもしれませんが、
言う場所や言い方には気を付けようと改めて思った出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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