「家族だから」と我慢してきたけれど……。ある日ついに口をついて出た私の本音に、思わぬ変化が訪れました。友人が、体験談を語ってくれました

ついに本音がポロリ

そんなある日の夕方。

いつものようにお嫁さんから「あそこ寄っていいですか?」と言われたとき、私はつい口にしてしまいました。

「ごめんね、最近、夜の運転が怖くなってきたの。こっちも年だから、無理はできないのよ」と言ってしまったあと、空気がピリッとしたような気がして……。

でも、次に返ってきたお嫁さんの意外な言葉。

「えっ、そうだったんですか? 全然気付かずに、すみません!」

正直になるって、大事

次の帰省以降、息子夫婦はタクシーや公共交通を使うようになったのです。

「たまには家でゆっくりしよう」と、家で一緒に食事をする時間も増えました。

言いにくいことでも、言わなければ伝わらない。“いい顔”を続けていたのは、実は自分たちだったのかもしれない。

無理をして壊れる前に、正直に伝えてよかったと、心から思っています。

【体験者:70代・主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.