子どもたちの「やりたい!」に応える幼稚園の現場では、先生たちの知られざる努力がありました――。筆者の友人が体験談を語ってくれました。

子どもたちの笑顔の力

子どもが自分で選んだ分、「やっぱりやめたい」「思ってたのと違った」と言い出したときには、どうフォローするかも先生の腕の見せどころ。
最初は戸惑っていた子も、粘り強く励まし寄り添うことで、最後には自信を持ってやり遂げ、達成感に満ちた表情を見せてくれる。そんな瞬間に立ち会えることが、何よりの喜びです。

それでも、自ら「やりたい」と選んだことに一生懸命取り組む子どもたちの姿を見ると、「ああ、やってよかったな」と思えます。

今の保育は、昔より柔軟になった分、先生の仕事はぐっと増えました。

でも、子どもたちが「自分で選んだ」ことに責任を持ち、誇らしげに舞台に立つ姿を見ると、大変さも全て報われるのです。

【体験者:30代・女性幼稚園教諭、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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