子どもが生まれる前後はバタバタして余裕がなくなってしまい、上の子がいるとなかなか面倒を見るのが大変になってしまうことがあります。そんな時、実家の両親などにヘルプをお願いしたという人も多いのでは? 今回は義妹の出産で無茶なヘルプをさせられそうになった経験のある筆者の知人、Mさんのお話です。

「うちで子どもを預かれって!?」
帰宅した旦那さんに相談すると、普段からMさんにワンオペ育児をさせていることを気にしていた旦那さんは猛反対。すぐに義実家に電話をかけてくれました。

「いくら親戚とはいえ、上の子も慣れない環境で寂しい思いをするのではないか。おばあちゃんちで母親と過ごしたい気持ちも大きいだろう。たまに俺もヘルプに行けるようにするから、なんとか義実家で預かってくれ」
と冷静に義母を説得し、断ってくれたそうです。

なんでも旦那さんが小さい頃、義妹の出産の際にしばらく親戚の家に預けられて寂しい思いをしたというのです。Mさんのワンオペもありますが、上の子に寂しい思いをさせたくないという気持ちもあって、猛反対したのでしょう。

旦那さんが上の子の気持ちがわかる人で良かったですね。今回の件を通じて、Mさんは夫が自分の大変さを理解し、子どものことを第一に考えてくれることに改めて感謝したそうです。ちなみに義妹の子は無事に生まれ、上の子は赤ちゃん返りもせず、赤ちゃんの面倒をよく見ているそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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