ママ友付き合いは子どもありきの交友関係とはいうものの、行動を共にしているうちに学生時代の友人のように親密な関係に発展することもよくあります。しかし自分が親しいと思っていても、相手はそう思っていないことも。今回はそんなママ友付き合いでちょっと寂しい思いをしてしまった経験のある筆者の知人、Aさんのお話です。

その後その3人のママ友と話していると、どうやら3人だけのLINEグループがあることや、よく3人で出かけていることがわかりました。
「Aさんはあんまり外出しないみたいだし、誘ったら悪いかと思って」
ママ友にそう言われたものの、Aさんは別に外出が嫌いなわけではありません。そのコンサートも、誘われれば喜んで行ったはずです。もちろん、相手に悪意があったとは思えません。ただ、Aさんにとっては寂しい一言でした。

今回このようなことを明確に提示されてしまったAさんは『自分はただお茶とおしゃべりの場を提供するためだけに使われていたのかな』、というモヤモヤした気持ちになってしまい、その後は自分から改めて誘う気にもなれず、結局Aさんはその3人とはあまり会わなくなったそうです。

仲良し4人グループだと思いきや、実はそうではなかったと気づくとなかなかに寂しい気持ちになってしまいますね。それぞれの人付き合いがあるのは理解できますが、自分が親しいと思っていただけにショックが大きいことでしょう。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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