花火大会は夏の風物詩ですが、ゆっくり鑑賞したくても人が多すぎたり、暑さにやられたりとなかなか大変なこともあります。お家の窓からゆっくり見られたらと思う人もいるのでは? 今回は花火がきれいに見える家に住んでいる筆者の知人Fさんが経験したとあるトラブルをご紹介します。

間もなく花火の打ち上げが始まりましたが、Kさんと子どもたちは花火よりもご馳走とお菓子に夢中でした。

「ねえ、花火見ないの?」
そう聞かれても食べることに夢中で、おしゃべりにも参加しないため、他のママ友たちもどう接していいかわからない様子。

微妙な空気の中で花火大会は終了し、解散する流れになってFさんはほっとひと安心。
しかし最後にKさんは何故か持参していた保存容器を取り出し、「残ったらもったいないから!」と残った料理を詰めはじめました。

Fさんは、Kさんが食事を主目的に来ているように感じた、と話していました。そのため、Kさんから次の年の花火大会にも家に行きたいと言われても、さすがに断ったそうです。

せっかくの花火大会なのに、花火よりも食事に夢中だったというのは、少し残念に感じるかもしれません。皆が気持ちよく過ごすためには、事前のコミュニケーションが大切だと改めて感じさせられた出来事でした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.