今回は、知人のA子さんにお聞きしたエピソードをご紹介します。
将来の夢について語る息子さんに、「お母さんの夢は?」と聞かれたA子さん。
母親であることに夢中で、自分の未来を考えることさえ忘れていたことに気づかされます。
息子さんの一言で、人生がもっと楽しくなったとのことです。
画像: 「お母さん、将来の夢は?」「えっ」言葉を失った私。「だってさ──」息子に教わった『生き方のお手本』

子どもの夢にワクワク

ある日、小学生の息子にこんな宿題が出されました。
「将来の夢について、作文を書きましょう」

夕食後のリビングで作文用紙と向き合いながら、
「うーん、サッカー選手かな~。あ、でも漫画家も楽しそう! 迷う~!」
と悩む息子はなんだか楽しそう。

目を輝かせながら将来の自分を想像する姿は無邪気で、見ているこちらまでワクワクとしてきます。
この子は将来、どんな学校に通って、どんな人になるんだろう。
どんな夢を追いかけて、どんな人生をを歩むのかな。
親としては、どういった進路であれ、全力で応援していきたい――。

「お母さんの夢は?」

しみじみとしていると、突然息子がこちらを振り返り、言いました。
「ねえ、お母さんは将来何になりたいの?」

「えっ、お母さんはもう大人だから……」
思わぬ質問に、返事に困ってしまう私。

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