「嫁だから当然でしょう?」と家事を押しつける義家族に、限界を迎えた筆者の知人女性。
お盆の朝、静かに下した“ある決断”が、その後の関係を大きく変えていきます。
今回は筆者の知人から聞いた、勇気ある行動をご紹介します。

逆襲の朝

翌朝、まだ誰も起きていないなか、私は荷物をまとめ、無言で義実家を後にしました。

夫にすら何も告げず、1人で電車に乗って帰宅したのです。

その後、夫から電話で文句を言われたので、もう我慢ならなかった私。

「これ以上私を家政婦扱いするなら離婚も考えている」
とハッキリ伝えました。

すると、さすがに驚いたのか、私がそこまで追い詰められていたことにようやく気づいたようでした。夫は
「申し訳なかった」
と謝罪し、ようやく私の訴えに耳を傾けてくれるようになったのです。

その後

それからは、義実家への帰省は基本的に夫1人が日帰りですることに。

義母たちは渋い顔をしているようですが、夫が私の気持ちを明確に義家族に伝えてくれたこともあり、精神的なストレスは激減。

やっと自分自身を大切にする気持ちが取り戻せた気がしています。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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