住宅街のど真ん中で花火をしていた高校生たち。注意すると軽くあしらわれたものの、近所の住人のひと言で空気が一変——。友人が、体験談を語ってくれました。

高校生の軽いひと言にモヤモヤ

火花が収まってから、ようやく花火を避けて通り抜けたとき、そこで初めて、花火をしていたのが近所の高校生だと気づきました。親の姿はなく、複数人ではしゃいでいました。

迷った末、私は「ここ道路だよ? 危ないし、迷惑になっちゃうよ」と声をかけました。

すると返ってきたのは、

「えー、誰も通らないし」
「すぐ終わるしー」

という軽い返事。全然悪びれていない態度に、内心イライラ……。

静かに放たれた“大人の注意”が空気を変えた

でも、近くで聞いていたのか、家から出てきた別の住人の女性が一言。

「ここで遊ぶのは禁止されてるよ。道路は誰も通らないように見えても、通るんだよ。さっき、火花が車にかかってたら危なかったよ?」

その一言で空気が一変。

高校生たちはバツが悪そうに「すみません」と小声で謝り、その場を片付け始めました。

この出来事で思ったのは、「子どもだから許される」のではなく、「子どもだからこそ、誰かが正しく教えなければいけない」ということ。

花火を楽しみたい気持ちはわかります。でも場所や時間、安全への配慮を抜きにしては、ただの迷惑行為。

今回は大人がすぐに注意できたからよかったけれど、見て見ぬふりではいけないと、強く感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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