育ててもらった親に感謝の気持ちがあれば、子どもは親孝行したいと思うでしょう。筆者の知人Aさんは子を持つようになってから親への感謝の気持ちが芽生え、親孝行したいと思うものの両親に受け取ってもらえないようです。親孝行されて嬉しいはずなのに、親孝行を拒否する両親の思いとはどのようなものなのでしょうか。
画像: 親孝行を拒む母「自分の子どもにしてあげなさい。なぜなら──」私に教えてくれた『一番の親孝行』

子を持ってわかる親のありがたみ

Aさんはごくごく普通の家庭で育ち、30歳で結婚をしました。結婚し子どもに恵まれてから、Aさんの中で大きくなったのが親への感謝の気持ちです。

自分が実際に子どもを育ててみることで、親はこんなにも大変なことをしてくれていたんだと実感し、自分が親にどれだけ愛情を持って育てられていたかがわかったのです。

これまでもAさんは親に感謝の気持ちは持っていたつもりでしたが、出産後はさらに感謝の気持ちが強まりました。

親孝行させてください

両親への感謝の気持ちは日々高まります。自分が親となってもまだまだ両親のことを頼っていて、子育ての悩みを相談したり、子どもを預かってもらったりしていました。

両親に世話になりっぱなしのAさんは、親孝行がしたいと考えるようになります。

そこで母の日、父の日に贈り物をしたり、両親も含めた家族旅行に誘ったりしてみました。

両親は贈り物を受け取ってくれて、旅行にもついてきてくれますが、決して費用をAさんに払わせようとはしませんでした。

贈り物をすればそれ以上のものを返してくるし、旅行代金の支払いは自分でしてしまいます。

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