“がんばろうクラス”から抜け出せない娘。そして脳天気な夫に思わず怒りが爆発! でもその夜、娘の何気ない一言にハッとさせられて……。友人が、体験談を語ってくれました。

娘の言葉でハッとした

でもその夜、娘が言ったのです。

「授業参観緊張した〜。うちのクラス、いいでしょう。わかんなくても、先生がちゃんと待ってくれるんだよ」

その言葉を聞いて、ハッとしました。

“がんばろう”は恥じゃない。むしろ、娘なりのペースで「わかる」喜びを積み重ねている場所なんだ。

娘の言葉は、私がどれだけ結果にこだわり、焦っていたかを教えてくれました。大切なのは、周りの評価ではなく、娘自身が「わかった!」という喜びをどれだけ感じられるか。その積み重ねを信じ、娘のペースを尊重することが、親として本当にできるサポートなのだと気づかされました。この夜以来、私は娘の小さな「わかった!」に、以前よりも心から拍手を送れるようになった気がします。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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