うっかりミスの多い小学3年の娘。
あまりにもミスが多いため、ついイライラして叱ってしまった後、夫からの一言で、思いもよらぬ事が判明して!?
筆者の友人T子が体験した子育てエピソードをご紹介します。

夫の一言で「もしかして!?」

そんなある日、夫がふと娘を見て
「最近やたら目を細めてテレビ見ていない?」
と様子を指摘。

「え、そう?」
まったく気付かなかった私。
念のため、娘に聞くと

「実は、黒板の字が見えにくいの」

ぼんやりしているのではなく、見えていなかったんだ。
そう気付いて、私はハッとしました。

娘の本音を聞いて、反省

「黒板の字、いつから見えてなかったの?」

「うーん……よく分かんない」
「なんで言わなかったの?」
「だって、ママ忙しそうだったし、怒るかと思って」

娘は遠慮がちにそう言いました。

言い出しにくい雰囲気を作っていたのは私だったのです。

子供のサインを見逃さない余裕を持ちたい

その後、急いで眼科を受診すると、やはり近視でした。
メガネを作ると
「世界が変わった! こんなに見えやすいなんて!」
と喜んだ娘。
「これで、黒板の文字もしっかり見えるよ」

「良かった」とほっとすると同時に
「ぼんやりして、ちゃんと見ていなかったのは自分の方だ」
と我が身を振り返りました。

毎日が忙しいとつい余裕がなくなり、子供の出しているサインを見逃してしまう事も。

これからはもっと心の余裕を持って見守り、娘のサインを見逃さずにいたい、と感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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