「まだ働いてないの?」と嫌味を言ってきたママ友に、5年越しでやっと言い返せた――。在宅でコツコツ続けてきた仕事に、自信が持てるようになるまでの友人の軌跡。友人が、体験談を語ってくれました。

5年越しの再会で、ついに言えた

そして子どもが5年生になったとき、学校のバザーでAさんと関わることに。

すると開口一番、「相変わらず働いてないの?」「まだ家にいるの?」と聞かれました。

あいかわらずの上から目線。だけど、そのときの私は5年前とは違っていました。

「今は個人事業主として在宅で仕事してるよ」

そう言うと、Aさんは「こ、個人事業主?」と目を丸くしていました。

「へぇ、よくわからないけど」と話はそれで終わりました。でも、Aさんの嫌味めいた発言は嘘のようになくなったのです。

自分の選んだ道に誇りを持てた今

在宅ワークを続けてきた私は、今では自分の名前で仕事を請け負い、安定した収入も得られるようになっていました。

外に出てはいないけど、毎日真剣に働いている。時間の自由を武器に、子どもの成長も仕事も、どちらもあきらめない道を選んだ結果です。

5年前は言い返す意気地もなく、モヤモヤを抱えたまま言われっぱなしでやり過ごしていました。

でも今は違う。私は自分の働き方に誇りを持っているし、何より自分で選んだ道に自信があります。

誰かの価値観に左右されず、自分が納得できる生き方を選び、それを誇れることが一番大切だと、今なら心から言えるのです。

【体験者:40代・個人事業主、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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