電子マネーは現金を持たずに買い物や食事ができるので、とっても便利ですよね。ただ電子マネーも現金もそれぞれにメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかは個人の自由です。今回は頑なに現金派を貫くママ友の、まさかの真相に驚いた経験のある筆者の知人、Tさんのお話です。
画像: ママ友「電子マネーは嫌い」現金派ママ友とランチに行くも → 会計時に『モヤモヤ発言』連発!

会計時のちょっとした困りごと

Tさんは子どもが同じ小学校に通うママ友たちと親しくしており、お茶やランチに行くこともよくあります。

「じゃあ1人685円ね! 」
「オッケー、送金するね」
ママ友同士のランチはいつも1円単位で割り勘なので、電子マネーで1人のママ友に送金し、まとめて会計することにしています。
電子マネーで送金すれば小銭が足りずに崩す必要もなく、まとめてお会計をした人のお財布の中が小銭でいっぱいになることもないため、ほとんどのママ友が電子マネーを利用していました。

しかしママ友の中には数人、電子マネーを使わずに現金で渡す人もいます。もちろんきっちり小銭を用意している人がほとんどですが、その中にひとり、会計時に少し困った言動をするママ友Fさんがいました。

支払いの習慣、人それぞれ

Fさんはいつも
「私、電子マネーは機械的で好きじゃないの。お金のありがたみを感じないでしょ」
と語ります。もちろん電子マネーを使うか現金を使うかは個人の自由なので、最初はTさんや他のママ友もあまり気にしていませんでした。しかし、ママ友同士のランチやお茶を重ねるにつれ、Fさんの新たな一面が顔を出すことに。

会計の際にFさんが「ごめん、今日細かいのがないからあとで払うわ」と言って支払いを後回しにしたり、「あ、小銭ないからちょっとまけといてくれない?」と微妙に足りなかったりすることが増えてきたのです。他の現金派のママ友はきちんと払ってくれるので、いつも会計をごまかすFさんの行動が余計に目立ちます。

関係性の中で考える「公平な支払い」

「もしかしてFさんが電子マネーにしないのって……」
さすがに会計時の行き違いが重なり、Tさんを含むママ友グループは、円滑な関係を保つためにFさんとのランチの機会を減らすようになったそうです。

電子マネーを利用するのも現金を使うのも個人の自由ですが、割り勘するなら会計はきちんと支払うことが、信頼関係を築く上では大切です。

金銭のやり取りは人間関係に大きく影響します。些細なことでも、お互いに信頼を損なわないよう配慮が必要ですよね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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