出かけた先でのお金の使い方を通して、子どもに金銭教育を始めた友人。ところが、教育すべき相手はまさかの別の人物で……。思わず苦笑いしたという体験談を聞かせてくれました。

思わぬ浪費の主犯は

「UFOキャッチャーで、このぬいぐるみ取れるまでやってみたんだよ〜!」という息子を見ると、手には見た事もないキャラクターのぬいぐるみが。

夫は、「で、まぁ3千円くらいかな。使ったの」

3千円!? このぬいぐるみ取るのに!?

「ちゃんと伝えたよね? 遊ぶとしても、決めた金額の範囲内でって」

問い詰める私に、夫はバツが悪そうに笑いながら言った。

「うーん。でも、途中で“あとちょっとで取れそう”ってなってさ。で、もう1回、もう1回! って」
いつもは堅実な夫ですが、目の前にぶら下がる「あと少し」という誘惑には勝てなかったようです。

金銭教育が必要なのは?

私が息子に、「自分で使う金額を決める」「決めたら守る」と教えているのは、お金の大切さや計画性を少しずつ身につけてほしいから。

息子自身も、それなりに理解して行動しようとしています。それなのに、父親がこのありさまでは説得力ゼロ。

「息子じゃなくて、あなたにしっかり伝えるべきだったわ」呆れて言うと、夫は「あはは! たしかに! オレだよね!」と満面の笑み。

それを見ていた息子がポツリと言いました。

「ママの言うとおりだったかも。これ、取ったときが一番うれしかったけど、今はなんでこれに3千円使ったのか不思議……」

息子よ、ちゃんとわかってるじゃないか。

“お金の使い方”を考えるべきは、息子ではなく夫なのだと気付いたのでした。
この出来事を通して、お金の使い方は子どもだけでなく、大人も共に学び続けるものなのだと痛感しました。そして、家族みんなで楽しみながらお金について話し合い、より良い選択ができるようになる事が大切だと、改めて感じたのです。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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