働く女性にとって、家庭と仕事の両立はとてもハード。子供が幼い場合は、時短勤務を選択する人も多いのではないでしょうか? 今回は、時短勤務をしている知人の話です。自分より遅くまで働いているパート女性からの言葉に傷ついたと言います。

上司の言葉

精神的に追い詰められた私に、声を掛けてくれたのが上司でした。

「最近元気ないね。どうしたの? 話聞くよ?」

私は仕事の悩みを打ち明けることにしました。そして、上司は真剣に話を聞いてくれたのです。

「私も子育て経験者だから大変さは分かるわ。あなたがいなくなった穴は、必ず私たち上司がカバーするから安心して。Aさんには改めて私から話します」

その後Aさんに「Aさんに負担をかけたりはしないから、時短勤務を悪く思わないでほしい」と話をしてくれた上司。これを機に、Aさんが私に嫌味を言ってくることはなくなりました。おかげで現在も仕事を続けることができています。

自分の業務に関係あるかないかの問題ではなく、自分が帰ったあとも仕事をしてくれている人全員に感謝の気持ちを忘れてはいけないなと感じる日々です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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