筆者の母の話です。定年後も家事をまったくしない父の姿に、母がふと感じた「このままではまずい」未来と、そこに込められた後悔です。
画像: <母の後悔>定年後も【何もしない夫】に限界!「家にいるのに、、、」未来を想像して背筋が凍ったワケ

定年後も変わらない父

父は若い頃から家事をまったくしない人でした。
いわゆる“昭和のお父さん”です。
共働きの頃から母が家事のすべてを担っており、母は「自分がやったほうが早いから」という気持ちから、家事も雑用も率先して片づけていました。
その長年の献身的な家事が、父にとっては“何もしない”ことが当たり前になってしまった一因かもしれません。母は自分が選択してきたこと、あるいは諦めてきたことの結果を、今の生活で改めて突きつけられることになったのです。

変わらぬ日常と母の負担

両親は三歳違いで、父の方が先に定年を迎えました。
家にいる時間が増えても、父の態度は何も変わりません。
洗濯物は干しっぱなし、雨が降っても取り込むことさえしません。
もちろん食事の支度も全くせず。
母が朝から父の昼食を用意して出勤し、帰宅が遅れると、文句を言う。
母は疲れていても、怒りをぶつけることなく、淡々と家事をこなしていました。
その暮らしは、父にとっても“当たり前”になってしまっていたのです。

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