家族の介護が必要になった時、私たちは様々な課題に直面します。どのように介護を進めていくか、誰が中心となって担うのか、経済的な負担はどうするかなど、考えるべきことは山積みです。今回は筆者の友人A子の体験談をお届けします。
画像: 【嫁なら介護を無償でやって当然】の古い価値観に「NO」→ ケアマネの『喝』に義家族は沈黙

義実家の「当然」に唖然

義父の介護が必要になった時、義母からは真っ先に「A子ちゃんがやってくれるでしょ? 長男の嫁なんだから」という声が上がりました。

一瞬、自分の耳を疑いました。
私には仕事もあり、小さな子どももいるので、介護する余裕はありません。

「介護サービスの利用も考えましょう」と提案してみると、義母や夫が「他人に任せるなんてかわいそう」「お金がもったいない」と大反対。

「嫁なら無償でやって当然」という空気が、確かにその場に流れていました。

1人で背負い込む限界

話し合いの場では、どれだけ話し合おうとしても「嫁だから」の一辺倒で何も解決しそうにありませんでした。

このままでは、私が全部を抱え込むことになる……!
危機感を覚え、ついに私は地域の包括支援センターに駆け込みました。
そこで担当のケアマネージャーに相談すると、即座に義家族を呼び出してくれたのです。

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