自分に親切にしてくれる人の存在はありがたいもの。ですが、その親切心の裏に別の思いが隠されていたとしたらどうでしょう……。筆者の知人Aさんは、悩みが多い時期に知り合ったママ友に親切にされて、その人を信頼し何でも話すように。しかし、ママ友は単なる親切な人ではなかったのでした。あなたの周りにも親切なフリをして近づいてくる人いませんか?

どうしてそのこと知ってるの?

ある日、行事で学校へ出かけたAさん。知り合いのママ友と話していると、そのママ友の発言に驚きました。

ママ友「Aさん今大変なんだってね。◯◯なんでしょ?」

それほど親しくもないママ友が、Mにしか打ち明けていない家庭の事情を知っていたのです。

驚いたAさんが誰に聞いたのか問うと、ママ友は「Mだよ。あの人おしゃべりだから気をつけた方がいいよ」と言いました。

信頼していたからMにだけ打ち明けていたはずのことが、他の人にも筒抜けだったことにAさんはショックを受けます。

人を簡単に信用してはいけない

Mは親切心から話を聞いてくれていたのではなく、Aさんの話を面白がっていただけだったのです。話の種になると思ってAさんに近づき話を聞き出して、周囲に吹聴し注目を集めていたのでしょう。

AさんはすぐさまMの連絡先をブロック。人を簡単に信用し、知られたくないようなことまで打ち明けてしまったことを後悔しました。

普段ならここまで他人を信用してしまうことはなかったとAさんは言います。自分の心が弱っていたときだったから、つい心を許してしまったのだそうです。

本当に親切な人もいますが、弱ったときに近づいてくる人には用心した方がいいようですね。人を疑いすぎてもいけませんが、信頼に値する人かどうかはしっかりと見極めていかなければなりません。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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