今回は、知人のA子さんに聞いた、赤ちゃんを連れて電車に乗ったときに体験した、公共の場でのトラブルと、それを通じて感じた人の優しさについてのお話です。誰もが日常で直面しうる「公共マナー」を巡る、小さな気づきと感動の物語です。

思いがけない声かけ

そんなとき、後ろから「持ちましょうか?」と優しい声が聞こえました。
振り向くと、若い女性がにっこり笑ってベビーカーを持つのを手伝ってくれました。
「赤ちゃん、ぐっすりですね。かわいい」と、まるで空気が変わったようにあたたかい言葉をかけてくれたのです。
その一言に、涙が出そうになりました。
人の目を気にしてばかりいた自分が、少しだけ報われた気がしました。

小さな親切が、公共の空気を変える

公共の場では、いろんな人がいて、いろんな考えがあります。
でも、あの女性のように一言かけてくれる人がいるだけで、空気は確実に変わるのだと実感しました。
それ以来、私も駅で困っていそうな人を見かけると、勇気を出して声をかけるようにしています。
公共の場所だからこそ、ちょっとした思いやりが大きな支えになるのだと思います。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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