子供のスポーツ少年団、気づけば親の方がのめり込みすぎていること、ありませんか?
実は子供の心が置いてけぼりになっているかも!?
筆者の友人A子の家庭で実際に起きた「スポ少に熱くなりすぎたお父さん」のエピソードをご紹介します。

息子からの一言→我に返る

ある日の試合のこと。
スタメンで出られず、悔しくて涙する息子をよそに、夫は
「自分の戦術が当たった!」
と一人で大はしゃぎ。

本当は一番心に寄り添ってほしいであろう父親が自分が一番つらい時に真逆の感情でいたため、今までどんな思いも我慢してきた息子はついに耐えられなくなったのでしょう。

その夜、ついに息子が「お父さん、コーチやめてくれないかな……」とぽつり。

その一言で、我に帰った夫。
私からも、
「今のあなたは、ちょっと違う方向に夢中すぎる。まずは自分の子を見てあげてほしい」
と釘を刺しました。

反省した夫→ボール拾いのパパに戻る

夫も
「色々やりすぎた」
と反省、それからはコーチ業はほどほどに「ボール拾いのパパ」に戻り、息子の応援を第一にするように。

それでも、コート外でチームの試合を見る夫は、「そうだ、いいぞ!」と小声で熱くなっている様子。
それを見た息子は
「僕が卒業したら、本格的にチームでコーチやってもいいよ」
と半ば呆れたように言っています。

家族を顧みずに暴走した時は反省を促しましたが、「夢中になること」に出会った夫は、確かに生き生きした様子。

息子と同じく、
「卒業後は思いっきり夢中になっていいよ」
と夫に話した私でした。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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