小学校バザーの主担当を引き継いだら、ある日スマホに届いた大量の資料に唖然! 「引き継ぎ」の現実と、そこで感じたモヤモヤとは? 友人が体験談を語ってくれました。
画像: 前任者「引き継ぎは以上です♪」私「なんじゃこりゃ!?」小学校のバザー担当になるも、頭を抱えた瞬間

主担当になった私に届いた膨大なデータ

私が小学校のバザーの主担当になったのは、まさに青天の霹靂でした。右も左もわからぬまま、手探りで始まったバザー準備。正直、ドキドキを通り越して不安でいっぱいの船出でした。

そんなある日のこと。会社のお昼休み、ふとスマホに目をやると、画面を見て思わず「えっ!?」と声が出ました。たった3時間スマホを放置していただけなのに、LINEの未読がまさかの70件!

誰か倒れた? 何か起きた? と慌てて開くと──その正体は、前任ママAさんからの大量資料の添付だったのです。

「引き継ぎ資料です☆」の一言とともに送られてきたのは、怒涛のPDF、写真、エクセル、ワード。ファイル名には「2017年予算案」「2019年役割分担表」「2020年ポスター案」などなど。

とにかく数が多すぎて、何が何やらわかりません。

“資料送信=引き継ぎ完了”?!

いや、ちょっと待って。「これ全部目を通す前提で送ってます?」と、思わず心の声が漏れそうに。

もちろん、必要だから送ってくれているのはわかります。
しかし、詳しい説明もなく大量の資料だけを送ってくるというのは「引き継ぎ=資料を送信しただけで完了」と思ってる節があるのは否めません。

一番最後に書かれていた「引き継ぎは以上です!」の一文が、やりきった感がすごい。
こっちは始まったばかりなのにー!!

次にバトンを渡すとき、心がけたいこと

私もいつか誰かにバトンを渡す日が来ます。

その時は私が感じた「なんじゃこりゃ!?」を思い出して、“相手が理解しやすい引き継ぎ”を心がけようと思ったのでした。
もちろんPDFは少し整理して、ひと言添えたいと思います。

「これは軽く目を通すだけでOKです」とか、「この表は今年も使えそうです」とか、そういう説明があればありがたいと思いました。

忙しい中バザーの主担当をこなすのは大変なことなので、資料を作ってくれたり送ってくれた前任者の方々には感謝しかありません。
今まで皆が積み重ねてきた努力を無駄にせず、私は私の出来る範囲で少しずつ作業効率化の改善を進めていけたらいいなと思った出来事でした。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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