オンラインゲームがきっかけで、娘さんとお友だちの関係に思わぬ亀裂が。画面越しのやりとりが現実にも影響する時代、親としてどう見守るべきかを考えさせられたという友人。貴重な体験談を語ってくれました。

素直な一言がくれた和解

数日後、私は娘とBちゃんが直接会う機会を設けました。

すると娘は、「ゲームのことでケンカしちゃって、ごめんね」と、素直な一言。

Bちゃんも「私もごめん!」と言ってくれました。

それから、2人は無事に和解。「また遊ぼうね!」と、気持ちよく別れることができました。

オンラインとリアルの狭間で

オンラインゲームで生まれたモヤモヤが、リアルの人間関係に影響する。

私は「たかがゲーム」と思っていましたが、子どもたちにとっては「一緒に遊ぶ」以上の意味を持っていることに気づきました。ゲームがつなぐ友情もあるけれど、火種にもなりうることを痛感したのです。

親が入れないその世界の距離感を、どう教えればいいのか、考えさせられる出来事でした。

この一件で懲りたのか、それから娘はオンラインゲームに執着しなくなりました。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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