思春期に母親が学校に来るのがちょっと嫌だった、という方も珍しくないのでは。今回はそんな風に感じていた子供がどんな大人になっていったのか? 数十年にわたるエピソードをご紹介します。
画像: 「お母さんが学校に来るの恥ずかしい!!」PTA会長の母親にそう言い放った娘の【30年後の姿】とは

PTA活動に積極的な母

小学校6年生のときに、私の母は小学校のPTAに立候補し、会長として活動していました。

頻繁に学校に来ているのがなんとなく恥ずかしくて、学校で見かけても無視したい気持ちだったことを記憶しています。今思えば、パートもしながら忙しい中、積極的に関わってくれていたことをありがたく思えるのですが、なにせ当時は思春期に差し掛かり、親のことを疎ましく思う時期。

「お母さんが学校に来るの恥ずかしいから嫌!」と一度言うも、「お母さんが学校に関われば、あんたたちの様子もわかるし、いいでしょ」
そんな母を当時はうっとおしく思っていました。

自分も母親になって

しかし、いざ自分も親になってみて分かったのが、子供が小学生になると、なかなか先生と話す時間がありません。我が子が学校でどう過ごしているのかを知る機会も減ったと感じるようになりました。

また、学年が上がるにつれて、子供自身も学校であったことを話してくれなくなったのも事実です。
そして、学校の先生が、とてもよく子供たちのことを見てくれて寄り添ってくれていることに感激するたびに、保護者として何か関われたらいいなと思うようになっていきました。

そんなときに、前任者からの推薦があり、私は勢いでPTA会長をやることに。

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