自分の体と向き合うことって、意外と難しいものですよね。忙しさや年齢を理由に、ついつい後回しにしてしまったり、見て見ぬふりをしてしまったり……。今回は筆者の友人が、20代のころに体験したエピソードをお届けします。
画像: 生理中の【下腹部の痛み】放置した結果 → 医師「すでに進行しています」長期間の治療が必要な病気だった

「そのうち治る」と思っていた

27歳の頃、私は生理のたびに感じる下腹部の鈍い痛みを、「若いから大丈夫」「そのうち治るだろう」と思っていました。
周期も不安定で、1ヶ月飛んだりもしていたのに、それでも「ストレスかな?」なんて、自分に都合よく解釈していたのです。

仕事が忙しいし、婦人科を受診する時間も余裕もない。そうやって、私は自分で自分にいいわけをして、体の声を無視していました。

親友の言葉にハッとして

ある日、久しぶりに会った親友とカフェでお茶をしていた時のことです。
ふと下腹部の激しい痛みに襲われて、思わず顔をしかめると、向かいにいた親友が真剣な顔で言いました。

「あんた、もういい加減にしなよ。何度も『病院行きなよ』って言ったよね? 自分の体、大事にしなきゃダメだよ。本気で心配してるの」

その言葉に、私は胸を突かれました。
叱る声の奥ににじんだ、真剣な心配。
いつも穏やかな彼女のその一言で、私はようやく重い腰を上げたのです。

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