今回は、友人Hさんから聞いたある家庭の出来事をご紹介します。保育園に通う甥っ子B君の様子を通じて、子どもが日常的に接するコンテンツの影響について深く考えさせられました。

それを聞いて、やっぱりB君が心配だと思ったそうです。
するとその直後、B君がゲームで負けてイライラし、タブレット端末の画面を足で蹴って割ってしまったといいます。さらに数日後には、今度はガラスの食器をわざと落として割ってしまったのです。

伝えて初めてわかったこと

B君の行動にさすがに危機感を持ったHさんは、A子さんに「暴力的な動画は控えたほうがいいかもしれない」とやんわり伝えました。

A子さんは「そんな影響があるなんて思わなかった」と驚き、すぐにB君にそのような動画を見せるのをやめたそうです。
すると驚くことに、動画視聴をやめたことで、B君の癇癪や攻撃的な行動が徐々に落ち着いてきたのです。

子どもが見るものを選ぶのは大人の役目

この話を聞いて、私自身も強く反省しました。
子どもは想像以上に、大人が見ているものに影響を受けているのだと実感したのです。
もちろん、子どもの行動には様々な要因が複雑に絡み合っていますが、視聴環境もその一つだと考えておくことが大事だと改めて感じました。

これからは、テレビやインターネットなどで子どもに何を見せるかをもっと丁寧に選び、過激な内容からしっかり守っていこうと心に決めました。
親として、良い影響を与えられる存在でありたい。
そう感じさせてくれるエピソードでした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容をもとに、個人が特定されないよう構成しています。

ltnライター:北レン
経理事務・百貨店販売を経て、現在はWEBライターとして活動中。家事や育児と両立できる働き方を模索する中でライターの道へ。自身の体験を活かしながらリアルで共感を呼ぶ記事を多数執筆。人間関係・子育て・日常の“あるある”を中心に、女性に寄り添ったコンテンツを発信している。

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