「いいパパ」と慕われる素敵な夫。ですが、その評価が独りよがりなものだったとしたら……。筆者の知人Aさんは中学生の娘を育てる母。夫は自分がいいパパだと思い込んでいる迷惑なタイプ。いつも強引な家族サービスをしてきて、Aさんと娘を困惑させ自分だけが満足しています。夫の強引さに我慢できなくなった娘が放った一言とはどのようなものだったのでしょうか。

帰宅後、夫が放った言葉に娘の堪忍袋の緒は切れてしまいました。

夫「いや〜疲れた。休みの日に家族のために行動する俺って本当にいいパパだよなあ」

娘「いい加減にして! パパはいいパパなんかじゃない!」

俺はいいパパじゃない……?

怒った娘は父親に対して、これまでの思いをぶつけます。

「パパは私のこと何も知らないじゃん! いつも自分勝手に変なことするのやめてよ! 迷惑だよ!!」

娘からの言葉に夫は愕然。いいパパだという自分だけが持っていた幻想は崩れ落ち、それからは娘に対して急に誘ったりしつこくすることはなくなりました。

相変わらず普段は無関心な夫でしたが、この件以降、娘がしてほしいことがあるときは、自分から夫に声をかけおねだりをするように。娘からのお願いを聞くことで夫もいいパパだと思うことができ、娘も願いが叶えられて満足。

お互いに満足できるような関係になったそうです。良かれと思ってしていることが裏目に出ないように気をつけなければならないですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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